大山(弥山 1709m)無雪期12回目

2011年9月10日 行者コース弥山往復

台風が過ぎ去った後、たくさんの情報が聞こえてきた。
関係する市町村はもちろん、
個人や団体の発信する情報も毎日くまなく追った。

それらは日々内容が更新されて行く。
憶測から、実地に歩いて得た情報にどんどん差し替わって行った。
日が経つにつれ、被害の詳細が見えて来た。

週明けの時点では、
元谷から登るのは無理なのか?という感じだった。
でも、行って行けないことはないというレポートがあった。

もしも私のレベルで元谷を渡れなかったら、
引き返して夏道へ行けばいいし・・・
とりあえず行って、どれぐらいの状態か確認して来よう!
そう考えて、カメラをザックに入れず、
首から下げたままで参道を上がって行った。



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予定では、自然石の石畳の写真を出すところだったのに、
なんとぉーーーーっっっ!!!

パソコンへ取り込む前に間違って削除してしまうというマヌケをしてしまいまして・・・
被害の生々しかった石畳をすっかり通り過ぎた神社の山門のところからスタートでございます~(T△T)あうぅぅ


D700 + Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D IF-ED



石畳は、激しい水流によって、
ゴロゴロ移動したり、石と石の隙間の土が削り取られていたり
おおおおおおおおおおーーーーーーーーー!!!!
っていう感じだったんです。

もっと分かり易い表現で言いたいところなんですが、
おおおおおおおおおおーーーーーーーーーーー!!
以上にピッタリくる言葉を見つけることが出来ませんでした。(爆)

いつもだったら、カメラが背中のザックの中なので、
ちょいちょい立ち止まって写真を写すことは無いんです~

何度も立ち止まっては気になるところをパチリパチリしながら歩いてますと、
後続に同じくパチリパチリしながら歩いてくる方がおられるのに気が付きました。

見た瞬間、あ!!・・・と思いました。
ブログでよくそのお姿を見かける方だったからです!


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進行方向が同じ縁で、あれこれお話をしながら
しばらく一緒に歩かせてもらいました。
右端に写ってる方が、そのお人。











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さぁいよいよ登山道へ入って行きます。
ステップの間の土はあらかた流されてしまってます。
けど、外観的にはその程度で劇的に足場が悪くなったわけではありませんでした。

でも、二股のところから下宝珠へ上がる道は、
土砂と石と木々が堆積し、見るからに歩きにくそうになってました。

参道からご一緒してる方はてっきりユートピアへ行かれるかと思ってましたが、
そのまま元谷に向かって一緒に進んで行くことになりました~~









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道が雨で流されて石がボコボコした区間は思ったより短くて、
すぐに台風以前の状態の道になります。

ただ、水の流れた跡が登山道以外の範囲の随所に見られ、
激しかった雨の名残を垣間見ることになります。

川の音は雪解けの時のように大きく激しく。
河原の様子の見えるところから覗きこむと、
川岸が随分広がってしまった変化に驚かされました。

いよいよ元谷の開けたところに上がるすぐ手前にあった
よくおでこをガツンとぶつけた木が伐採されていました。
雨で土壌がゆるみこれまでよりぐっと枝の位置が下がってしまった結果の事なのでしょうか~~

真新しい切り株を見て、ちょっと寂しいきもちになりました~










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台風通過直後は、元谷側から押し寄せた土砂が治山道路のほうへ土手のようになっていましたが、
土砂に押されて傾いてた看板も角度が元通りに直してあったし
土砂もきれいに均されておりました。

いつも漠然と眺め、写すといえば北壁ばっかりだったので、
どこがどう変わったか、ここが!!という強い変化を感じ取れずにいました。
M氏が、うぉ~~~すごい!!というのでやっと自分も気が付く事が出来ました。

そうです!そうです!堰堤のところにあった丘が半分無くなってます!

別山の右側も谷がふか~~く切れ込みました。
谷筋は新しく堆積した岩の表面の新しい白さが浮き上がって感じられます。







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ビックリしたのは、堰堤の土台の下方に空間が!

でも今歩いてるところは歩き易いといってもいいぐらいのコンディションでした。
丘が崩れず持った範囲は、ほぼ以前の状態をキープしておりました。
道沿いに咲いていたダイセンクワガタもこれなら来期も同じように咲けるかも!と希望が湧きます!









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流されることなく前と同じところに残っていた登山道の道しるべ。

こっから先が大きな変化を見せてくれました。
ここまでだって十分スゴク変わっってたじゃん!と言われそうですが。


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説明しやすいように線を入れて見ました。
ルート的には赤線になります。
大体同じくらいの高さの平面を歩いて森の中へ入って行くというのが
これまでの道筋だったのでしたが・・・・






それではまずA地点から・・・

そこへ立った時、エエエーーーーーーーーーーーーー!!!って思いました。




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道しるべの直下のA地点はこんな感じで~す。

以前の登山道は遥か頭上にあったんだー!というぐらい
がくーーーんと落ち込んでいます。
ここらの堰堤が築かれた当時のものが出て来たということになるのでしょうか?









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これまで土砂ですっかり隠されていた堰堤とか
今回の土石流で久々に日の当たるところに出て来た模様です・・・。

金網で囲われた階段状のところは
一段が約30cmくらいでして、
ラクラク上り下りが出来ます。

また、どこから登るのか底にいると来た道が見えなくて迷いそうですが大丈夫!
登山道と書かれた道しるべの木の平行線上に一本ずつ、
同じような長さと太さの木が金網階段に括り付けられています。

土砂に埋もれてしまう前に、それぞれはきっと柵として機能していたのかもしれませんネ。









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B地点です。

ご一緒したM氏のお姿を入れた一枚にします。
どういう規模か人物があった方が分かりやすいと思いまして~

ここまでカメラ片手でしたが、
この斜面をカメラ片手じゃコワイ!と恐れをなしてザックに仕舞い込みました。
ぼろぼろと崩れ落ちるんじゃあ?~~とコワゴワと身構えて登りましたが
意外と土がしっかりしてて、あっさり行けたので拍子抜け・・・。

まぁでも独りで来てたらしばらくこの前でモジモジ悩んでたかも~~(^^;)
M氏の切ってくれたステップがスイスイに大いに貢献してくれたと思います~~
ありがとうございました~~~~~







ここから先は山頂に行くまでカメラカがザックから出ることはありませんでした・・・。
M氏とはそれから標高1300mm地点ぐらいまでご一緒することとなりました。
とてもゆっくりで、休憩も山ほど取ってくださったと思うのですが、
私、息も絶え絶えでした。
写真写す余裕消滅~~~


六合目すぐそこだよ!との励ましにも心臓バクバク~~
足が止まりがちになる。
あんまり頑張りすぎてふらふらになるのが嫌なので
セーブする気持ちが前面に出て来て
今日のお礼を言ってお別れした。



しかし・・・六合目で再びお話しさせていただき、
ほんのちょっとだけ付いていけましたが、
その先はもう完全にさようなら~~でございました。

ところが山頂で再びお会いすることとなりました。
お昼ご飯を楽しくご一緒した後、M氏はガスに煙る縦走路へ向かわれ、
私は普通に夏道を帰路に着きました。

もちろん帰りも元谷へ。

そういえば登りで元谷分岐まで来たときに、
赤いテープが渡してありました。

神社側のどこにもそういった立ち入りを規制するようなサインはありませんでしたので、
M氏と、あれ?こっちから来ちゃいけなかったの?っと顔を見合わせたのでした。

元谷へ降りないようにとの意味合いでしょうね。
でもわたしが降りる頃には切れてた。(苦笑)
上から見たとき何人も元谷を歩いてましたしねぇ。
ビニールテープだったし本気の抑止力にはなりはしない程度の事でしたね。
降りてる時も今夜山頂小屋泊まり組の団体さんとすれ違いましたし。

昨日見かけたブログで、この赤いテープに注意書きを書いた紙がプラスされているようでした。
今度行ったときに何って書いてあるのか観察してきます~






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という事でこれは帰り道に写した元谷避難小屋の様子です。
小屋手前に土石流が起きたのか向こう側が見えるようになってしまってます!
今後も使用可能なのか気になりますね!










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八合目辺りから見下ろす元谷。
ちょっと草木が秋色になって来た~~~~!!という感じです。










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元谷をズ~~~~ム☆









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そして・・・
砂の無くなった砂滑りの沢。

上部はものすっごい急激な窪みがえぐれてほじくれたようになってる個所アリ。

来年の春、これがどういう風になるのか興味津々~~~


とりあえず、行者コースで弥山往復は問題なく行けると分かったので一安心♪
雨後や、雨が降り出した際は気を付けた方がいいけど。

それはどんな山道にも言えることだ。
だからあまり過剰に反応するのはどうかと思う・・・という
あるベテランガイドの意見が心に浮かびます。
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by mizuho-24 | 2011-09-14 22:33 | 登山