登り納め②

朝のうちは吹雪いてたんだよ。
ちょっといい具合になって来たね。
気を付けていってらっしゃい。

駐車場のおじさんに笑顔で見送ってもらった。

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シャトルバスは生憎29日は運休でガックリ!!!!(><)
仕方なく南光河原駐車場へ停めた。
平日料金で祝休日の半額の500円で済んだから良かったけど。

日帰り登山客にしては遅過ぎた到着だったんで、
停められただけでもありがたかった。
南光河原駐車場に停められなかったら帰っていた。(爆)
だってその時、屋内駐車場しかもう空きが無かったんですもの!
屋内駐車場は1500円もするからね!

シャトルバスとの差額が1300円!!
そんなの払うくらいなら即座に諦めがつくってもんよ。



 D700 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR + UVフィルタ-




太陽の光が登山道まで差し込んで来たのは、
ほんのほーーーーーーんのわずかな時間で、
後はずっと薄暗かった・・・・。

ここに今、光が差し込んでくれたら、
すっごいドラマチックな光景に豹変するのになぁ~~・・・
と思いながら、次第に視界はガスに包まれ、
そして吹雪になっていったのでありました。(T_T)

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六合目のちょい手前です。
積雪高さが随分増して、
木々が全て雪に隠されるのも目前に迫って来たーーーって感じ。

ビミョーに小枝がぴょいぴょい出てるので、
引っかけない様にちょっとドキドキしました。


















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六合目。

六合目の標識の棒がついに雪の下になっていました~~


















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途中で抜かして行った二人組と単独の方が、
これより上はもうヤバイと言って引き返す準備に入った・・・。

私はせめて前回より上に行きたいと思い、
やめとけやめとけ!と忠告されるも登って行きました。


















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風もあったけど、
それより濃密なガスで視界がスーパー悪かった。

サラサラの新雪にトレースの輪郭が、
溶けかけのソフトクリームみたいだった。
踏みこんだらズルリと滑る。
アイゼンの効きがイマイチ。

誰か下山する人に出会ったら今日はそこが折り返し地点。
そう決めて進む。

そう進まないうちに下山の一行に出会った。
ということでUターン。

ここで出会った方々総勢10人以上はいたかな?
複数のグループが一緒に列になって歩いてきたみたいだった。

私もしばし一緒に歩いて降りた。
でも、またしてもメインのトレースで尻セードする人がいて、
この日は背後からそれをやられたので、
嫌になって別な道へ進む事を決意した。
















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元谷分岐から二三歩歩進んで写真を撮った。
まだ少し気持ちが揺らいでて。

すると、団体さんの一人がまさかこの先へは行かないですよね?
みたいな事を言って来た。

「ちょっと見てるだけです。」
、と返事しておいた。




















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でも団体が去った後、
一歩を踏み出した。
雪の無い時分でも結構急激に落ち込むような印象があるところだけど、
階段が隠れて斜面になった今、
もっとずっと急こう配に感じられる・・・。

一歩、
また一歩、
そっと足を置いて進む。



















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行者コースを無雪期をなぞるルートで
雪山で下降するのは、
実はこの日が初めての事だった。

完全にフリーなルートでしか降りたことが無くて、
ちょっぴり不安な気持ちを押し殺しての一歩だった。

でも特に今年は行きも帰りも行者コースを使ったので、
きっとなんとかなる!という妙な自信もあった。


















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ここ、小刻みで急な階段が連続するコースなだけあって、
当然一気に高度が下げられる。
一歩で夏の4段分くらいの勢いで降りて行くって感じ。

振り返っても誰も来ない。
いつもの見慣れた行者コースも今は別世界。
ちょっぴり本来の道からずれてるなーという感じにトレースが付いていた。


















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標高1200mの標識が遠くに見える。
トレースは海側に数メートルずれてついていました。

冬はそれが正解なのか、
単にトレースを付けた人がずれてて、
それをみんなが辿ったのか、
わからないけど。

冬は多少間違っていようと、
間違ったままそのトレースを頼っちゃうからねぇ。
まぁ、ゴールが正しければそれで正解なんだと思うけどさ~~

ちなみに写真の中央縦一直線に行者コースが埋まっています♪


















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今年はお天気に恵まれない日が多くて、
こんな今年最後の日までガスびよりになるなんて、
良く言えば幻想的な風景なんだけど!

青空は贅沢でも、
見通しはもう少し欲しかったな~~


















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尾根を歩いてるな~~感をひしひしと感じながら歩いて行きます。


















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見慣れた案内板に出会うとホッとします。
とりあえずとんでもない方向に進んでいない証拠です♪
















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尾根を辿って辿ってどんどん高度を下げて行きます~~

・・・とここら辺りで進路を90度変えます~~


















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たぶん、こんなガスガスじゃなかったら、
進むべき方向がもっと自覚出来たんでしょうけど。

稜線から一気に急降下します!!
立ったまま降りるのが怖いような急こう配ですー!!
勇気を奮ってエイ!!


















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木々の向こうに堰堤の姿が見えて来ます。
ガスと雪のせいで写真では分かり難いんですが・・・。


















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台風で流され、えぐれた元谷も、
雪が沢を台風前の水準にまで水平にしてくれていました。

吹きさらしの風の通り道なので、
固くしまった雪質で、
思っているより沈み込みにくかったので助かりました。

尾根筋を歩いてる時もスノーシューにしようかどうしようか?と
悩みながら歩き、
今度こそズボズボかも!と今度こそスノーシューの出番か?と
思いながらも沢を渡り切り、
結構ツボ足でもズボズボ雪でも行けるじゃん!!と妙な経験値を積むことが出来ました。


















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北壁の姿を今回は見ることが出来ませんでした。
ちょっと心残り。
でも行者コースを降りて来られてハッピーなのでした。


















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無いと思っていたけど
やっぱりこっちにはトレースなし。

ということで治山道路で大神山神社へと向かいます。


















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まだ少しは道路の姿が判別出来るかな?と思っていたのに
もうすっかり斜面になってしまっていました~~~

去年はこれが怖かったんですが、
今日は雪も柔らかかったし、
るんるん気分で進んで行くことが出来ました。


















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下宝珠との分岐にやって来ました。
ここも台風による土砂流失で
登山道がぼこぼこになったなんて微塵も感じられない様子でした。


















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しばらく訪問者のいない雰囲気だった下宝珠へ入口。


















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あっという間に神社の境内へ到着です。

ガスの濃度はいや増すばかりです。


















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参道の石段を一部除雪してありました。

でも、この除雪は神社側からしてあって、
石畳の途中までで途切れていました。

これ書いてる今日現在はもっと除雪区間が延びているのかな?


















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雪の参道は歩き易くていいですわ~~


















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パースがビミョー・・・

2007年ころはここから先へ行くことなど考えたことも無かった。


















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後はこの坂を下るだけ。


















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歩いてたら車がゆっくり進んできて、
ん?と運転席を見ると、
向こうもびっくりしていた。

大山の常連さんの一人と遭遇~~
明日登るんだそうで行者コース情報をお伝えした。

翌30日はモンベルの企画登山があったのでそこに参加されたのかな?



















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すごいつららが~~♪
二階から地上に達してるなんてわおおお~♪

すごーい!すごーい!と思って写真撮ってると、
ニャーニャー声が聞こえて来た・・・


















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にゃんこが入れてちょうだいー!とばかりにニャーニャー言ってる。

でも、ここの子じゃなかったみたい。
中からここの家の人が出て来て、
にゃんこに「あんたここの子じゃないよ」と言ってた・・・。

え?そうなの!と私は分かったけど。
にゃんこにも分かったの???


















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駐車場に戻ったら、
番人のおじさんが「天気予報通りになったねー!」と笑っていた。

そうして2011年の登り納めは、
白い気配に包まれて終了したのでした。
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by mizuho-24 | 2012-01-08 00:24 | 登山